こんばんは。小泉進次郎です。


Jヴィレッジでは福島第一原発で作業を終えて戻ってきた作業員の方々とお話することが出来ました。

今原発で作業をしている作業員の方々は「クールベスト」と呼ばれる保冷剤のようなものが入っているベスト(スウェーデン製)を防護服の下に着ています。

「クールベストを着ているとやっぱり違いますか?」と聞いたら、「全然違うね。楽になるよ。」と60歳くらいの作業員の男性が笑ながら答えてくれました。

今日も福島は良い天気で暑かったけど、これからはもっと暑くなります。Jヴィレッジで除染業務にあたっている作業員にはまだクールベストは支給できていないと聞いたので、次の補正予算で手当て出来るように要望していきます。

ちなみに、今日は私も防護服(タイベックと呼ばれます)とゴム手袋と防護マスクを着用させてもらいました。どれだけ暑く、呼吸が苦しくなるのか、作業員の方々の作業環境の一端でも体感出来ればという思いでお願いして応えて頂きました。あの格好で真夏に2、3時間は心身ともにきついはずです。

それなのに、作業を終えて防護服を脱いだばかりで汗びっしょりのまま気さくにお話を聞かせて下さった作業員の方々の姿、笑顔が頭に焼き付いています。

毎日茨城県の日立市から45分かけて通って原発で作業をしていると言っていたので、今頃は日立市に戻った頃かと思います。今日も一日、本当にお疲れ様でした。

作業環境の改善、急務です。